犬のしつけ方

しつけ方の種類
 留守番のしつけ

車でお出かけするときに、犬を連れていく人も多いのですが、場合によっては留守番をさせなければいけないときも、もちろん出てきます。一人暮らしをしている人であれば、外出するたびに連れていけるわけないので、留守番させることも多いです。その時のしつけも、最初にしっかり教えておくべきです。

留守番のしつけは、飼い主が視界からいなくなっても大人しくしているためには必要なことです。ペットが可愛いからといって、四六時中一緒にいることはできません。お仕事をしていたり、もしかして飼い主が病気になったり怪我になったりしてしまって家を開ける時…長時間、長期間、家を空けても不安がることなくちゃんと帰りを待っていられるようにしつけすべきです。

しつけの方法としては、視界から飼い主が消えても落ち着いていられるようにすることをポイントに置きます。ですので、視界から飼い主が消えて犬が落ち着きをなくすことには“罰”を、落ち着いていられることには“賞”を与える必要があるのです。ただ、留守番のしつけの場合は“罰”はあまり必要がありません。というか、最初の段階は飼い主という絶対的な存在がいなくなってしまって不安になるのは当然のことなのです。それは飼い主を信頼していて、飼い主が好きだから…仕方のないことなのです。最初の段階は、飼い主が視界から消えてもちゃんと落ち着いていられたら、“賞”を与えることに徹底します。ちゃんと落ち着いていられたら、おやつなどを与えるのが基本的な方法と言えます。

もちろん、飼い主としてもそれなりに対策を取るべきです。おやつを用意したり、一人で遊んでいられるようなおもちゃを用意することも大切なのです。お留守番をする場合は、トイレやハウスなどのしつけは完了してからですね。それから一人でいることに、飼い主が視界から消えることに慣れさせておく必要もあります。家の中でも、どこを行くのに対しても後をついて回るようなことのないように…最初は、5分や10分など本当に短い時間から離れても大丈夫なようにしていくのです。